介護のシフト確定前に人件費の見込みを出す方法
シフトの予定の人件費は、職員ごとの単価(月給・時給・日給)と手当、夜勤や早番・遅番の回数、法定福利費などの加算率から出せます。シフトを確定してから集計するのではなく、案の段階で出せば、多かった時に夜勤の回数や担当を直してから確定できます。
なぜ確定の前に見るのか
シフトを確定して職員に知らせた後に「今月は人件費が多い」と分かっても、組み直すのは難しくなります。案の段階で見れば、夜勤の回数の配分や、パートの勤務の日数を直してから確定できます。
出すための材料
| 材料 | 例 |
|---|---|
| 給与の形 | 月給・時給・日給 |
| 基本の額 | 職種・雇用の形ごとの単価 |
| 手当 | 処遇の手当・資格の手当・夜勤の手当・早番や遅番の手当 |
| 回数 | シフトの案の中の夜勤・早番・遅番の回数 |
| 加算率 | 法定福利費(社会保険の会社の負担)などを、合計に何%足すか |
ここで出すのは「予定」の人件費です。残業・欠勤・急な交代・賞与・退職金の積み立てなどは入らないため、実際の給与の総額とは一致しません。
見る順番
- 施設の合計(先月の実績と比べて多いか少ないか)
- 職種別(介護・看護・事務)
- 雇用の形別(常勤・パート)
- 手当別(夜勤の手当が増えていないか)
職種別・手当別に分けて見ると、「夜勤の回数が増えた分」「パートの日数が増えた分」のように、どこを直せばよいかが分かります。
売上と並べると
予定の人件費を、同じ月の売上の見込みで割ると、予定の人件費率になります。売上の見込みを別の仕組みで持っている場合は、同じ月の数字を並べて見ます。
だれが見るか
単価が分かると、一人ひとりの給与が逆算できることがあります。人件費を見られる人(本部・施設長など)を決め、職員の画面には出さないようにします。
よくある質問
予定の人件費と実際の給与が合わないのはなぜですか。
予定には残業・欠勤・急な交代・賞与などが入らないためです。月が終わったら、実際の給与と予定を比べて、どこがずれたかを見ると、次の月の予定が正確になります。
法定福利費の加算率は何%にすればよいですか。
社会保険の加入の状況や料率で変わります。顧問の社労士や給与の担当と決めた率を使ってください。
「人件費を見る」を押すと、職種別・雇用形態別・手当別の予定の人件費と、法定福利費などの加算率を足した合計が出ます。「まだ確定に入れていません」と表示され、給与の計算はしません。ミチスジとつながると、同じ月の売上の見込みから予定の人件費率が出る予定です(来年)。
KUJIRA OS は、関連の介護の会社で毎日使っている仕組みです。外部の会社への提供の時期は、ご相談の時にお伝えします。トップの画面写真は見本のデータです。